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5歳以上の小児へのコロナワクチン接種について院長の私見

3月から5歳以上の小児へのコロナワクチン接種が始まります。

ファイザー社のワクチンで内容も従来のものより力価(メッセンジャーRNAの量)は三分の一に、摂取量も0.2mlと少なくなっています。接種回数は同じで3週間後に2回目を打ちます。ファイザー社によれば感染予防などの有効性(発症予防効果:90.7%)はあり、副反応も従来のワクチンと同程度であるとしていますが、今流行しているオミクロン株への効果は少し落ちると言われています。

このワクチンを接種するかどうかは主治医とよく相談して納得したうえで決めるようにとの通達がありますが、私個人の意見としては基礎疾患(例えば血液の病気、心臓病、あるいは肝臓の病気等)があり感染すると元の病気そのものが悪化するかの性が考えられる場合は接種を薦めますが、病気もなく健康な小児であれば接種する事には疑問を感じます。

コロナウイルス全般に言える事ですが小児は重症化しにくいと言えますし、特に今のオミクロン株は確かに感染力が強く、小児の間でも流行は見られますが、ほとんど軽症でほぼ数日で改善しています。

私のクリニックでも小児の感染を見ていますが、今のところ入院が必要になるまで症状が進んだ方はいません。感染して得られる免疫力はワクチンで得られるものより格段に強い事が一般的ですし、感染を繰り返すことで更に増強されます(ブースター効果)。無症状や軽症であればワクチンを打つ必然性がなくなってくるという事です。

また、今回のワクチンは今までの物とは作り方が違い、遺伝子を体に入れる仕組みですから、中長期的に体にどのような作用を及ぼすかがまだわかっていません。

このような理由で、健康な5歳から11歳の小児に積極的にワクチンを薦める事には躊躇します。