小学校の1日の流れ
クラスや担任の先生が決まると、早速学校生活が始まりました。
バックパックにランチとスナックと水筒を入れて準備完了です。朝は親と一緒に登校し、プレイグラウンドで遊んだりおしゃべりをしながら開門を待ちます。我が家は徒歩ですが、自転車で来る子もキックバイクやスケートボードで来る子も車で送ってもらう子もいます。8時10分に学校の入り口が開くと、子供達は中にわーっと入っていきます。
廊下に並んだ自分のロッカーに上着とバックパックを入れて、担任の先生が待っているそれぞれの教室に入ります。放送で「忠誠の誓い」が流れると、みんな国旗に向かって胸に手を当て復唱します(しない子がいても問題にはなりません)。授業内容は担任の先生に任されていて、授業時間も決まっていませんから、チャイムは鳴りません。図書館に行く日、体育の日などは曜日ごとに決まっていますが、それ以外に何をするかは事前にアナウンスも無いし、その時の状況で変わるようです。
教室では4~5人で机を向かいあわせて座り、文具などを共有しながら勉強しています。1人1台パソコンが配布され、検索したり動画を使った勉強などに使っています。先生が話をしている時以外は授業中でも自由にスナックを食べていいことになっています。むしろ、頭の回転を良くするために、試験中などは先生が飴を配ってくれますし、教室に自由に食べられるスナックが置いてあります。
我が子のような英語が母国語でない子は、時々ELL(English Language Learner)の先生がクラスまで迎えに来てくれてレベルに応じた英語の個別指導をして、またクラスに戻してくれます。週に3回ほどELLがあるようです。
休み時間には校庭で遊び、お昼はカフェテリアで持参の弁当や学校で買ったランチをして、午後は教室で少し照明を落としてゆったりする時間が確保されています。その時間は、読書をしたり昼寝したり、みんな思い思いに教室で静かに過ごします。
そして、2時半に親が学校まで迎えに来て下校です。火曜だけは1時下校です。
親が仕事で迎えに行けない場合は、子供達はスクールバスでそれぞれのアフタースクールプログラムの施設へ移動し、夕方にそこでお迎えしてもらいます。
送り迎えは一手間ですが、先生に会って話すことで学校の様子が分かり、子供の友達や親御さんと知り合える楽しい時間です。下の子達も、学校のプレイグラウンドで遊ぶのを楽しみにしていますし、そのまま友達と公園で遊んだり図書館に寄って帰ることも多いです。通学路ではリスやウサギやカモや白鳥に出会うことができ、道草も楽しんでいます。(写真は通学路です)
そんな日々ですから、子供達も私も学校が大好きになりました。
次回は、学校の様々なイベントについてリポートします。