COVID-19
世界中がCOVID-19で非常事態となっていますが、私たちの住むアメリカボストン近郊でも非日常的な日々が続いています。
子供達の学校から3月12日の午後に急に明日から2週間休校との通知があり、その後4月6日まで延長となりました。遊具のある公園は閉鎖され、図書館や美術館や動物園なども次々に閉鎖、レストランもテイクアウトやデリバリー以外は営業中止、10人以上が集まること自体が禁止となりました。Playdate(お友達と遊ぶこと)も禁止です。スーパーと薬局だけは営業を認められていますが、パスタや缶詰、冷凍食品、そしてトイレットペーパーやハンドウォッシュなどは棚から無くなっています。
アメリカでは24時間で患者数が40%増えたと報告がありましたが、もともと医療アクセスが悪い国なので、実際の患者延べ数ははるかに多いはずです。私たちのように勉強や研究を目的に渡米している人の医療保険は心許ないので、病院を受診しても門前払いされることもあります。アメリカには低所得者向けの公的保険もありますが、私たちは経済的な条件をクリアしているので(クリアしていないと留学が許可されません)そのサービスも利用できません。そういうわけで、私たちも含め、多くの人たちが発熱しても医療機関を極力受診しません(できません)。私たちにとって、予防対策を講じることは、我が身、我が家族を守るためにとても大切なことなのです。
手洗い、顔を触らない、咳エチケット、他人と2m以上離れるなどの標準予防策に加え、情報の収集も必要です。昨日までの情報が今日には古くなるので、毎日何度もCNNニュースやCDCのホームページやコミュニティのホームページをチェックしています。
子供たちはというと、この非日常を比較的楽しんでいます。生活リズムを整え、ホームスクーリングを行っています。
8時 起床、朝食、身支度
9時 勉強
11時 スポーツ、散歩
12時 昼食
13時 quiet time (映画、読書、室内遊び)
15時 勉強
17時 スポーツ、散歩
18時 シャワー
18時半 夕食
19時 quiet time
21時 就寝
多少のズレはあってもだいたいこのリズムで過ごしています。子供たちが何かに熱中し始めるとそれを優先することもあります。“Make something out of nothing” 子供たちは何にも無いところから色んな遊びを見つけ出してきます。空想のキャラクターを設定して地図を作って冒険したり、子供部屋を改造して探検したり、レゴでパズルを作ったり。時間があるからこそできる遊びもあります。この際、家事も教えていきたいと母は思います。遊具で遊べなくなった今、外ではFieldでサッカー、野球、フリスビーをしたり、歩いたことのない道を歩いてみたり、散歩道で見つける鳥や植物をアプリで調べたり・・。時間があるからこそできる楽しみもあります。学校のお友達とはテレビ電話で会っています。
勉強は、日本の学校の学年に準じた勉強とアメリカの学校の勉強を両方しています。オンラインツールもたくさん利用しています。学校の先生からもメールで教育ツールの紹介があるので、それを使うこともあります。以下に一部紹介します。
www.readingeggs.com/access4all.
https://www.uniteforliteracy.com/
https://www.k12videos.mit.edu/videos/
https://www.storylineonline.net/
https://www.kennedy-center.org/education/mo-willems
アウェイな環境下での異常事態を子供達と心身共に健康に切り抜けていけるよう模索を続けていきます。みなさんもどうぞお元気で!!