仕事や家事は捗るけれど、子どもの心の成長には悪影響です。
赤ちゃんは目と目を合わせて語りかけられたり、抱っこされたりするのが大好きです。特に触覚が敏感で直接肌で感じたものを認識しながら成長していきます。模倣の天才でもあります。本物の体験で5感を磨きながら育つようにプログラミングされているのです。
しかし、最近、子育てアプリやテレビやDVD、動画の登場で子育てにメディアを利用する人が増えました。子どもが大人しくなるし喜んだりしているように見えますが、その一方的な強い刺激に慣れてしまうと自分からやる気を出したり働きかけることを辞めてしまいます。そしてもっと強い刺激が欲しくなります。 また、平面画面を見続けることによって立体視野が育たない、強い光刺激で網膜を傷つけたり視力の低下、睡眠障害が懸念されています。 メディア漬けという今まで人類が経験してこなかったことを子ども達は経験しています。 子どもの育ちの原点に戻って「早寝・早起き・日中は外遊び」をしましょう!特に朝の光を浴びて、遊んで、お腹がすいて、ぐっすり寝ることが大切です。その当たり前の生活リズムを作ってあげることが子どもの成長を促します。 子どもは生の体験で育ちます。遊びは子どもの主食です。子どもメディア、5つの提言
- 2歳まではテレビ・DVDの視聴を控えましょう
- 授乳中、食事中のテレビ・DVDの視聴はやめましょう
- 全てのメディアへの接触する総時間を制限することが重要です。1日2時間までを目安と考えます
- 子ども部屋にはテレビ・DVDプレイヤー・パーソナルコンピュターを置かないようにしましょう
- 保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールを作りましょう
参照リンク
- NPO法人 子どもとメディア komedia.main.jp/