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ストレスマネジメント

ストレスマネジメント 〜 我が家で一番の課題です。

学校も公共施設も公園も閉鎖。友達にも会えない。店もレストランも開いていない状況が3ヶ月続いています。楽しみにしていたイベントも旅行もキャンセル。小学5年生と小学2年生の子は学校の課題が大変な上、日本の通信教育にも取り組んでいます。私もつきっきりで課題のサポートをしながら食事の準備と家事をこなし、もうすぐ2歳になるやんちゃな末っ子を背中についた目と気配で絶えず監視しているような状況です。取り残されがちな3番目の子のスクリーンタイムも気になります。おまけに末っ子は毎晩夜泣きします。こんな状況の中、私の発言のうち小言、指示が占める割合が多くなって家族の居心地も悪くなるわけです。子供たちもイライラして喧嘩が増えました。

私はよくやってると自画自賛しつつも深く反省し、状況を打開する策を模索する日々です。

いくつか成功例もあります。最近の出来事を2つ紹介します。

課題が大変なあまり長女がイライラし、ちょっとしたことで兄弟喧嘩が大きくなってしまった時。抵抗する長女も含め子供達全員を半ば強引に広いフィールドに連れ出しました。そしてしばらく離れて草の上で転がっていると、長女が「おにごっこしたい」とふてくされた顔で言いに来ました。そこで、私が鬼で兄弟3人を相手に氷鬼を始めました。自由人の末っ子には氷を溶かす特別な役を与えました。すると、兄弟で連携して助け合い、全員凍ってしまった時は必死に末っ子に甘い声をかけ・・、1時間ほど遊んでクタクタになって誰かが帰りたいと言い出す頃には兄弟間に連帯感ができてすっかり仲良くなりその状態は夜まで続きました。

日曜の午前中は子供達に家事をさせています。以前は、私が家事を20ほどリストアップして子供達が家事を選び、1つ終わる毎に5ポイント与えそれを集めると小さな動物のフィギュアと交換できる仕組みにしていました。初めは子供たちも面白がっていましたが、イライラが慢性的に続いていた子供たちはだんだんお互いに「そっちが楽でずるい」と言うようになり仕事も雑になり、私が腕組みして監督するような状況になりつつありました。そこで、家事をそれぞれが分担するのではなく、関わった家事の数だけポイントをあげるという仕組みに変え、ご褒美のオプションもポイント獲得数に応じて増やしました。すると子供達は1つの家事を兄弟で協力して取り組んだ方がより多くの家事に関わることができることに気づき、協力しあったり教えあったりして全員で家事を全てこなしました。私はその間見回ることなく座っていただけで済みました。というわけで私も褒めて感謝する言葉が素直に出ました。

ほんのちょっと歯車のかけ方が変わる(変える)だけで家族の空気が変わります。良くも悪くも。子育てはマニュアル通りにはいかない。少しでも賢くなって楽に対処できるようになりたいと思いつつも、それぞれの子の気分や環境、体調により七変化する化学反応に日々振り回されています。