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ようちえん

長い長い夏休みが終わり、子供達は新しい学年に上がりました。上の子たちは、それぞれに日本人のお友達のいないクラスになりそれなりの苦労もありますが、楽しそうに小学校に通学しています。

今日は、4歳の次男の生活について書こうと思います。

私たちの住んでいる町では9月1日の時点で5歳になっている子は小学校のKindergarden に無料で入学できます。それまでの年齢の子たちは保育園や幼稚園に通ったり通わなかったり。週に2回、3回、5回などいろんな選択肢があります。どれも日本に比べて値段が高いです・・。

次男は、最寄りの普通の幼稚園(preschool)に週に2回午前中だけ通い、週に1回は親子で森の幼稚園のようなグループに参加しています。残りの日は図書館のイベントに参加したり公園で遊んだりしています。

森の幼稚園(https://tinkergarten.com)には園舎がありません。活動場所は林や池や原っぱがある近所の公園です。先生が1人いて、参加した親子と芝生の上で円になって挨拶してお話をして歌ったりして、その日のテーマに沿って子供達主導で遊びが展開されます。大人はそれを見守ります。例えば、バケツに葉っぱやどんぐりや小枝など思い思いの物を集めてきて、用意された大きなプールに投げ込んで浮くか浮かないか実験したり。ある日は、「石のスープ」という本を読んだ後、大鍋に森で集めた色んなものを入れてスープ作りをしました。想像力いっぱいに自然の中で遊んでいる子供達は、とても可愛くてこちらも癒されます。普段の慌ただしい生活の中で、ここまで遊び込むことは難しいので、次男にとっては私が遊びに付き合ってあげるスペシャルタイムにもなっています。気軽に日常に取り込めるこういう場が増えるといいなと思います。